イタリア政治の混沌

イタリアの政治が混沌状態になっていますね。新政権が推し進めている人事に対して、大統領は拒否を選択。しかし新政権樹立への道が、絶たれた訳ではありません。新政権は新たなる人材を構える動きを見せています。

早い話が、総選挙に向けて対応した形なんでしょうね。 もし総選挙が実施されて、新政権側が勝利を収めたら、イタリアのEU離脱が現実のものになります。思い出すのがイギリスのEU離脱時。あのときは本当に大変でした…。

さらに追い打ちをかけるようにムーディーズやS&Pをはじめとした格付け会社大手4社が国債の信用力を示す格付けを軒並み格下げするとの発表もありました。それはそうですよね。今イタリアの債務は2兆7000億ドル!米国と日本に続き堂々の世界3位!

すでに国債増発は決まっていますが、新政権による新たな増発や借り換えコストの上昇が発生すればたユーロへの圧力が強まりそうです。

こちらFX10か条のサイト内で毎週紹介しているユーロ・ドルの週間分析です。とってもためになりますので時々チェックしています。


イタリアの政治不安にユーロは反応。ユーロドルは東京時間こそ1.172ドルまで上昇しましたが、欧州時間に入ると面白いように下がり1.160ドル台へとつけています。

ユーロ円も128.5円から、126.8円にまで一気に下がっています。 政治不安はイタリアだけでなく、スペインもあります。ユーロにとってはWパンチ状態ですね。